シンガポール航空SQ962便でシンガポールからインドネシアの首都ジャカルタに到着。
ここジャカルタでエアアジアの便へクアラルンプールへ乗り継ぎます。
次に搭乗を予定しているKLMのクアラルンプール~ジャカルタ線をジャカルタから出発しても良いのですが、乗り継ぎ時間がかなりタイトであったため万が一乗り継げなかった場合を考慮し、一旦最終便でクアラルンプールへ向かい、翌日KLMのジャカルタ線に乗ることにしました。
チェックインのためインドネシアへ一旦入国。荷物を預けます。
今回は受託手荷物料+保険を付けて片道6000円でした。さすがエアアジアです。
インドネシア出国。
インドネシアは以前30日間の滞在で35ドルのビザが必要でしたが、2015年6月より緩和され30日以内の観光目的の滞在かつ、インドネシアの5大国際空港への到着に限りビザが免除になりました。
ゲートオープン。E3ゲートより出発。
出発。2時間のフライト中は終始寝ていました。
クアラルンプール到着。KLIA2名物のブリッジがお出迎え。
到着後クルーのご厚意でコックピットに案内していただきました。
この日はもうフライトは無いそうなのでコックピットの計器の電源も切っていました。
クアラルンプールでは空港のベンチで仮眠(タミ寝)をする予定でしたが、ターミナルを散策中カプセルホテルを見つけたのでそちらに宿泊することにしました。「カプセル・バイ・コンテナホテル」(Capsule by Container Hotel)というカプセルホテルでKLIA2のL1フロアにあります。
料金は3時間RM45、6時間RM70、12時間RM90と日本円で1500円~3000円程度です。
シャワー、トイレ、wifi、充電コンセントもありベンチで寝るよりも快適でした。
翌朝。KLIAへ移動。
KLM809便で再度ジャカルタへ向かいます。
ビジネスクラス利用のため優先カウンターが使えます。が先客がいたため10分待つことに。
チェックイン完了。
ビジネスクラス利用のためラウンジが利用できます。
クアラルンプールにはKLMの自社ラウンジがありませんので提携するマレーシア航空のゴールデンラウンジが指定されました。
マレーシア航空のGolden LOUNGE
ラウンジ飯。ビュッフェとヌードルバー、ドリンクバーが設置。
設備でもビジネスコーナーやシャワーもあり出発までの時間を快適に過ごせました。
ラウンジを後にし搭乗ゲートへ。
機材はBoeing 777-200ER 機体番号PH-BQA 愛称はAlbert Plesman.
アルベルト・プレスマンはこのKLMの創業者の一人。
数ある機体の中から同社の創業者の名が付いた機体に搭乗できるのは名誉なのかもしれません。
15:54搭乗開始。エールフランスとのコードシェア便。
KLM New World Business Class
2-2-2の配列のアブレストが6列。ただし5列目は2-2-0の座席配列のため計34席が設置。
シート脇にはUSBとユニバーサルコンセント搭載。もちろんフルフラットにもなります。
この日のビジネスクラスは満席でした。
搭乗すると間もなくウェルカムドリンクの提供。
オレンジジュース、ミネラルウォーター、シャンパンから選べ、シャンパンをチョイス。
モニタは17インチのタッチスクリーン仕様。日本語対応です。
モニタの下には小物を入れるスペースがあり、スマホやタブレット、パスポートなどが置けます。
離陸後まもなく機内食サービスが開始されます。
この日のメインはチキンかビーフの用意があり、チキンを選択。
メインのチキンにはライスと広東白菜、サイドにはパンとヌードルサラダ、バナナケーキの構成。
食後のコーヒー
そしてKLMではワールドビジネスクラスに搭乗するとデルフトブルーハウスと呼ばれるオランダの伝統的な家をかたどった陶器がプレゼントされます。中にはオランダのアルコール、ジンが入っており、お酒を楽しんだ後は観賞用としても楽しめるお土産となっています。
1時間40分のフライトの後ジャカルタへ到着。
前日のシンガポール航空SQ962便で乗る”予定”であったA350型機が駐機していました...。悔しい。
名残惜しいですが降機。
東南アジアの路線でヨーロッパの航空会社に乗る珍しさ。短距離フライトとはいえ格安でビジネスクラスを体験できるといった一石二鳥の路線です。
気流不安定により揺れは多かったもののジャカルタまでは快適なフライトでした。